インフォームドコンセントについて

“インフォームドコンセント”とは、患者が医師と同じレベルで病気に対する情報を得た上で理解・納得・合意という段階を経て行われます。

 

手術などに際しても医師が患者の意思や権利を無視した医療行為に走らないように、治療を開始する前に「病名はどういうもので、今の時点での病状はどうなのか」、「可能な治療法にはどのようなものがあるか」、「それぞれの治療法にはどのような効果が期待でき、同時にどのような副作用や危険性、問題点などがあるか」、「治癒する確率はどのくらいあるのか」、「治療を行わなかった場合に予想される結果」などに関して、分かりやすい言葉で患者本人にすべてを伝えることが基本となっています。

 

患者はその情報をもとに、どのような治療をしたりどのような手術をするか等を自分の意思で選択し、医師は患者が医師の勧める治療法以外の方法を選択した場合にはそれに応じた治療を進めて行くことになります。

 

“インフォームドコンセント”の概念が浸透してきた現在では、医師と患者との信頼関係が築かれることによってより効率のよい治療が行われることが可能になってきましたが、一方で患者が与えられた医療情報をどの程度理解できるか、さらには医師が患者にどれだけ内容を理解させることができるかということの重要性が高まってきています。

 

また、インフォームドコンセントでは患者に正しく理解してもらうためにガンなどの難しい疾患の場合でも告知しなければなりませんが、それによって病気と闘う意欲をなくして

しまうこともあるなど、問題点も多く残されています。

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